少しでも高い所に登りたがるのは、僕らに共通した変な習慣。 焚き火の周りでそのまま寝てしまうのも、 人の飲み物を勝手に飲み干して、笑いながら謝るのも、 自電車に乗るといつのまにか競争になってしまうのも、 当たり前になってから何年経っただろう。 今でもお互いの近況を気にしながら、 年に何回か顔をつき合わせて笑うことができるのは、 共に過ごした時間を、それぞれが大切に思っているから。 特別な出来事の多かった今年の暮れに これまでの事、これからの事を考えていた。 寒風が吹きつける冬のテトラの上でひとしきり笑った後、 放浪カモメの様な仲間達は、みな同じような視線で海を見ていた。 今過ごしているこの時間も、 これまでの事になることを寂しいと思う反面、少し嬉しかったりもした。 きっと僕らは、何年経っても、同じように笑うことが出来る。 広がった互いの世界を持ち寄って、今日の様に笑いあうことが出来ると思ったから。
by arujiyanon
| 2006-12-11 01:00
| 拝啓。
|
カテゴリ
以前の記事
2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 お気に入りブログ
sudigital af... Happy Photo ... ☆hana-dee-boo☆ Floating Star. くるくる-クル でじにゃーにゃ ハヤネ≧ハヤオキ イチゴ☆イチエ betterdays++ 空の下で Seize the da... スミレSmile blanc uuu little room inkknot blog borderless Link ♪
ライフログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||