ミストブルーの風景を。

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これまでを振り返るにも、これからを想うにも
冷たくて澄んだ冬の冷気が鼻腔を抜けてゆく感覚は
鈍った感情までも刺激するようで気持ち良く、
風景も人間も純度があがるような気がして。

年の変わる季節が冬で良かったと思う。

僕の好きな写真家は、その土地に降る雪が、
空から地上へ梯子を伝うようにまっすぐ降りてくると表現した。

一つの愛でるべき対象にどれだけ愚直に向き合ったか
その気持ちの欠片に触れることのできるそれらの写真が好きで。

今現在住むこの街では、雪景色を見れる機会はそう多くはない。
金網越しに見てみても、特に距離感を感じる事もない程度には、根が張り始めているのだけれども、
この街ではどんな風に雪が降るのかを、僕は、未だ知らない。

働き始めて2年間過ごした街では、
ペース配分もわからずにガムシャラに飛ばした結果、
自分の体を壊すのみならず、周りにもいらん心配をかけて
大事な人達には、見せなくても済んだハズの顔を見せ、させる必要のない表情を作らせた。

その後マンションの更新時期が来たときは、部屋を変えることに迷いはなく。

この街に来てから、
色々な人達と出会い、リセット出来る場所を得て、
行ったことの無い土地へ行き、写真家の愛した風景に出会った。

ここ1、2年で、確実に変わってきているものがある。
昔の友人達には新鮮に移るらしい、微かに自覚できる変化。

今年は多くの新しい関係を得て
大事なものを大事にと思い、
不義理を重ねつつも本当に素敵な時間を過ごすことが出来た。

いくつのありがとうを重ねても、結局、足りないなぁ。

みなさんが来年もいい時間を過ごせるよう

とりあえず初詣でお祈りしておきます。

月並みですけど、よいお年を。




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風景とは言い換えれば、人の思い出の歴史の様な気もする。
風景を眺めているようで、多くの場合、
私達は、自分自身をも含めた誰かを思い出しているのではないだろうか

                                 星野 道夫
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by arujiyanon | 2006-12-31 07:01 | 写真。
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