sister.

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齢30、畜産系、動物好き、結婚式は無人島。

僕の姉です。

先月、八重山諸島の嘉弥真島で式を挙げました。
10月とは思えない程の日差しの中、親族のみの簡素な式でした。

学生時代、義兄さんと八重山諸島を歩き回り、
そうして時間を積み重ねてきたそうです。

以来、二人にとって、特別な意味を持つようになったとのことでした。

僕らの両親は、僕らがそれぞれ勝手に動き回るようになってからは
殆ど旅行をすることはありませんでした。

リーフが切れて、海の青さが変わる瞬間、
見た事のないものを見た時の感動に年齢は関係ないようで、
両親は歓声を上げて大喜びしていました。

この蒼さをみせてあげたかったんだ、と姉は言っていた。

元々、籍自体は既に入れており、
二人の生活は、大分前に始まっています。

普段、化粧など殆どしないし、
あまり花嫁衣裳にも執着はないと。

ただ、自分の好きな場所に両親を連れてきてあげたかった。

久しぶりに頭が上がらない思いがした。

いくつになっても、そうした瞬間がある。

姉にとって、僕はいつまでたっても弟で、
それは例え家を出ていって、苗字が変わったとしても、
僕にとって、姉はいつまで経っても姉であることと同じ。

ただ、子供にとっては、両親が少し小さく、弱くなった様に見える瞬間がある。
それを感じた時から、両親の今まで見えなかった部分が見えてくる。

姉は、その瞬間を見たのだろう。
僕も、その瞬間を見たことがある。

だからこそ、本当に、頭が上がらない思いがしたのだ。
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by arujiyanon | 2007-11-18 02:15 | 写真。
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