放浪カモメはどこまでも。

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少しでも高い所に登りたがるのは、僕らに共通した変な習慣。

焚き火の周りでそのまま寝てしまうのも、
人の飲み物を勝手に飲み干して、笑いながら謝るのも、
自電車に乗るといつのまにか競争になってしまうのも、
当たり前になってから何年経っただろう。

今でもお互いの近況を気にしながら、
年に何回か顔をつき合わせて笑うことができるのは、
共に過ごした時間を、それぞれが大切に思っているから。

特別な出来事の多かった今年の暮れに
これまでの事、これからの事を考えていた。

寒風が吹きつける冬のテトラの上でひとしきり笑った後、
放浪カモメの様な仲間達は、みな同じような視線で海を見ていた。

今過ごしているこの時間も、
これまでの事になることを寂しいと思う反面、少し嬉しかったりもした。

きっと僕らは、何年経っても、同じように笑うことが出来る。

広がった互いの世界を持ち寄って、今日の様に笑いあうことが出来ると思ったから。
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# by arujiyanon | 2006-12-11 01:00 | 拝啓。

ゆりかごから墓場まで。

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                喜びにも悲しみにも、花はわれらの不断の友である。

              花と共に飲み、共に食らい、共に歌い、共に踊り、共に戯れる。
                 花を飾って結婚式をあげ、花をもって命名の式を行う。

                        花が無くては死んでもいけぬ。

                 百合の花をもって礼拝し、蓮の花をもって瞑想に入り、
                    ばらや菊花をつけ、戦列を作って突撃した。

                      さらに花言葉で話そうとまで企てた。

                      花なくして、どうして生きていかれよう。

                                                 岡倉覚三
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# by arujiyanon | 2006-12-07 01:14 | 花。

色は匂えど散りぬるを

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                             薄紅と共に春を愛で
                            
                             深緑の中で夏を過ごし
                            
                            黄緑と共に秋を見送り
                            
                            白銀を添えて冬を迎える
                            
                            時の中を、移ろいゆくもの
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# by arujiyanon | 2006-11-29 04:42 | 写真。

正方形の誘惑。

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                              猫が一番好きな場所。

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# by arujiyanon | 2006-11-21 02:15 | 日々の感想

06:13.

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本日の日の出時刻、06:13。

昨日の雨を受けて、
朝の空気が張り詰めた冷気を帯びていた。

手先が少しかじかんで、
ついつい片手をポケットに入れたままに
バイクを運転してしまう。

去年の冬。
最後に手袋を使ったのはいつだったろう。

右手の海側には、薄暗く重い雲。
左手の街側には、突き抜けた高い空。

早朝の半月。

気温が下がると、風景の純度が上がる。

手袋を探している間、
そう遠くない内に、息も白くなる。

気づくのはいつでも、事が終わってから。
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# by arujiyanon | 2006-11-12 08:23 | 写真。

soccerball Baby.

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早いものでフットサル始めて2年半。
休日の昼間に3時間はぶっ続けで走り回る。
体力作りにはもってこいな競技。

その時から一緒のチームメイトのホリさんには息子が出来た。
開催日には奥さんと共に毎回顔を見せてくれる。

まだ一人で歩くこともできないので、いつも誰かの膝の上。
何をやっても許されるその暴君振りは、まさにピーターアーツ。
まぁ、カワイイからしょうがない。

おバカな父親は汗だくの脇の下を彼に嗅がせたりしながら、
少し曲がった愛情を見せて、みんなの笑いを誘っている。

ホリさん曰く、理想の親子関係は、スラムダンクの沢北だそうだ。
いつか日暮れた庭で、息子にドリブルで抜かれることが楽しみだと語る。

昔、キャバクラで本気ビンタを喰らったことがあると、
意気揚々と語っていたやんちゃ坊主の面影は既に無く、
まだしゃべれない息子に語りかけるホリさんは不思議と別人のようだった。

ライトグリーンのジャージなんて、変なものを着ているけれど、
しっかりと、父親してるんですよね。
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# by arujiyanon | 2006-11-06 00:06 | 写真。